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2006年4月19日 (水)

図書館奇譚

芦屋市立図書館打出分室仮想と現実の迷宮の境界線にたたずむと、みえないものが見えてくることがある。ハリーポッターに登場する駅やミヒャエル・エンデの不思議な古本屋の1冊「はてしない物語」なんかもそう。

「いかようなものをおさがしになっておられますかな、坊ちゃん?」

真っ白な髪、長い髭、眼鏡の老人がきまってこういう。

村上春樹「図書館奇譚/ふしぎな図書館」には、「僕」と「羊男」が登場します。貸し出し禁止の本を、図書館の老人に監禁され一か月間読書し、その内容を暗記するように言われるのです。羊男は、言いました。「読書をして知識がつまった美味 しい脳みそを吸われる」と。

そんな幻想的な図書館が、芦屋市立図書館打出分室です。「海辺のカフカ Kafka on the Shore 」で、「世界のくぼみのようなこっそりとした場所」を捜し求めていたカフカの中村記念図書館でもあり、ふしぎな図書館でもああります。byKafka on the Shore 

普段は閉鎖されているこの扉は、世界のくぼみを象徴しているにふさわしい扉。あなたが足を運んだとき、この扉が開いているかもしれない。そして、あなたの後ろに・・・。

「いかようなものをおさがしになっておられますかな?」

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» 幻の中村記念図書館 [Life Style Concierge]
特別な村上春樹氏の愛読者ではないのですが、もうすぐ連休がスタートしますね。私にとって最高のリフレッシュ期間。カフカの変身は、惨くも虫に変身しますが、私はdieはdieでも蝶の意を含むdaiに変身したいと思い、「海辺のカフカ」のように、「長いあいだ捜し求めていた場所」をみつける休暇にしたいと考えていますが、「海辺のカフカ」では、中村記念図書館がそれ。... [続きを読む]

受信: 2006年4月19日 (水) 22時20分

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