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2006年7月16日 (日)

川瀬巴水 

Kawase_hasui_irises私自身はあまり浮世絵には関心がありません。まだその辺の情緒が育っていないようで・・・。

この菖蒲(アイリス)は、昭和の広重といわれる川瀬巴水の作品です。筆は巴水に、版元、彫師、摺師という分業スタイルの新版画。7月25日からホテルニューオータニ美術館にて、「川瀬巴水展」が開かれます。

叙情的な作品といわれているようですが、直線的な力強さを感じてしまう。

夕暮れ、雨、雪、寺社や古い建造物。自然の厳しさ、時代による破壊に負けない人間の感情がある。「怒りの葡萄」や「大地」のように、踏まれても壊れても生きることをやめない力強さ。巴水の筆からも、そんな囁きが聴こえてくる。

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» 日本橋 ヌエットと巴水 [RE+nessance]
1926年に来日したフランス語教師 ノエル・ヌエットの浮世絵だ。静謐な木版画。”フランスの広重”といわれ、神楽坂をこよなく愛したともいう彼の著作に「TOKYO 外人の見た印象」があるが、古書・古本でも手に入れるのが困難だ。浮世絵という独特の構図に強い関心がない僕だが、ヌエットは別。 The Scenes of Tokyo 「フランスの広重」がヌエットで、「昭和の広重」といわれるのが川瀬巴水。美人画の深水、風景の巴水とも。この巴水の新版画とは、画家、彫師、摺師、版元が「共同作業」によるもの... [続きを読む]

受信: 2006年7月17日 (月) 16時34分

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