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2006年9月 3日 (日)

重陽の日に 菊茶「錦上添花」

工芸茶 錦上添花重陽の日は9日。菊酒で祝う日でもあるのですが、もともとは菊茶からはじまった中国の歴史があります。

中国の蘇州では「茶の文化」が古来から伝えられており、重陽には白湯に菊を浮かべ味わいます。

「酒壮英雄胆、茶引文人思」という言葉は、茶は心身を清め、思想が豊かになる。茶を吟味し、茶を詠むことは芸術であり、文人のたしなみのひとつという意です。


『九日山僧院 東離菊也黄 俗人多泛酒 誰解助茶香』
九月九日、重陽の日に、山僧の寺には、東りの菊が今年も黄色に咲いている。俗人は酒をば味わうが、茶の香りを助けるものだということを誰が知るだろう。

そこで、おすすめが「錦上添花」です。

「錦上添花」とは「美しさの上にさらに美しさを添える」という意味があります。千日紅と菊の工芸茶が「錦上添花」です。貢菊花がゆっくりと三段に連なり浮かびあがるこのお茶は、1990年につくられたもの。有機です。これは、馨香ではじめて知ったのですが、直接購入できません。馨華から購入できます。

錦上添花もたくさんの種類がありますが、菊茶といわれる工芸茶もたくさん種類があるんですよね。黄色菊の工芸茶のほかに、紫禁城の皇帝が探し当てた、黄山貢菊花茶も有名です。

また、おいしそうな叙友舎は、奈良にあります。お出かけできませんが、サイトで楽しめる中国のお茶とギャラリー。

私事
9月3日、60歳のお誕生日おめでとうございます。退職祝いとともに、「よきがうえにもよきものを」という言葉を贈りたいと思います。これからも、錦上添花の菊のように三段につらなる喜びを。

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