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2006年11月 2日 (木)

リヒテンシュタイン美術館

Grossherzogliche Werkstatt Florenz (Galleria dei Lavori),Baccio Cappelli sowie Girolamo Ticciati (Bronzefiguren)_(C)liechtenstein museum鍍金したブロンズであるオルモルと黒檀でつくられたバドミントン・キャビネット。

2004年に、クリスティーズにて、38億で落札されて以来、リヒテンシュタイン美術館所蔵なり、常設展示の「ギャラリー 10」で、このバドミントン・キャビネットを目にすることができます。

イタリアの彫刻家、建築家である ジローラモ ティッチアーティは、燦びやかで巧妙なオルモルの装飾を施し、大理石は、ジョヴァン・バッティスタ・フォッジーニが手がけ、モザイクパネルを作った職人の1人はバッチョ カペッリ。シシリアの赤、ラピスラズリの瑠璃、碧玉紫色の水晶に、パネルは、花鳥豊かに仕上げられています。

このバドミントン・キャビネットをはじめとするArte delle Pietre Dureとよばれる作品が、いくつか展示されています。ピエトル・デュールといい、 貴石工芸品のことです。マーブルの寄木細工を思い浮かべてください。ピエトル・デュールチェストをはじめとするジュリアーノ・ディ・ピエロ・パンドルフィニの装飾家具もあるんです。

フランツ・ヴェルナー・タムっていうんですね。はじめて知りました。バドミントン・キャビネットとおなじカテゴリーに納められているらしいフランツ・ヴェルナー・タムの作品。こちらは「Flowers, Fruit and Poultry」(1707)という、スティールライフがテーマになっています。左下に、ウォーターメロンが。花は芥子(ポピー)でしょうか。


Franz_werner_tamm_(C)liechtenstein museum

フランツ・ヴェルナー・タム 「Flowers, Fruit and Poultry」(1707)

(C)Liechtenstein Museum

この美術館は、リヒテンシュタイン侯爵ハンス・アダム2世の個人コレクションを収めています。世界最大といわれているプライベート・コレクション。ラファエロ、ピーテル・ブリューゲル、ヤン・ブリューゲル、ルーベンス、ヴァン・ダイク、レンブラント、アルト、ヴァルトミュラー、ハミルトンの作品のほか、オシアス・ベール、フェルディナンド・ゲオルク・ワルトミュラーやぺーター・フェンディも加えられました。


Liechtenstein museum_Showimage_(C)liechtenstein museum

リヒテンシュタイン美術館HPイメージ

(C)Liechtenstein Museum

リヒテンシュタイン美術館 Fuerstengasse 1, 1090 Vienna
Tel.: (0) 1/31 95 767-0   Email: office@liechtensteinmuseum.
美術館・庭園開館時間: 金曜~月曜 10~17時

2006年11/17~2007年3/19 「ナポリとヴェスヴィオ火山」
ハラッハのコレクションから、ナポリの17世紀~19世紀の美術を鑑賞する特別展。

2007年3/30~8/20 「リヒテンシュタイン美術館とビーダーマイヤー」
ビーダーマイヤーの時代に焦点をあてた、プライベートコレクションからの特別展。

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コメント

全然知らない世界ですけど、もうバロック !!って感じですねえ。

投稿: とーし | 2006年11月 3日 (金) 12時02分

とーしさん、こんにちは。
ほんと、バロックって感じですよ。ものすごく大きいらしい。そして貝などの彫刻で、鳥や花が描かれているのですが、大きい画像でみると、すごく圧迫感と、過剰さが目につきます。(笑)

ただ、この当時の職人や芸術家の手によって、年数がかかってつくりあげたものなので、貴重だなと思います。

昔、バロック音楽が流行っていたのが、30年くらい前かな。高校生で。「バロック」というお店で、よくココアを飲んだものです。

いつのまに、なくなってしまたやら。

投稿: kafka | 2006年11月12日 (日) 17時37分

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