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2013年4月 4日 (木)

マリア・ジビーラ・メーリアン 博物誌

以前にマリア・ジビーラ・メーリアンのマイセン陶器の記事をアップしました。

過去記事 マイセン メーリアンの花

今年は博物誌に描かれているボタニカル・アートを中心にご紹介します。


Maria Sibylla Merian

キム・トッド著作
邦題 「マリア・シビラ・メーリアン 17世紀、
昆虫を求めて新大陸へ渡ったナチュラリスト」

マリア・ジビーラ・メーリアンのイラストを表紙に彼女の昆虫への情熱を綴ったキム・トッド。「ダーウィンよりも早く・・・」って、そうですよね。マリア・ジビーラ・メーリアンは17世紀。ダーウィンは19世紀だから、200歳くらい違うんです。


Maria Sibylla Merian

邦訳「スリナム共和国の思い出 植物昆虫図譜」にも使われている花と蝶。出版物と印刷業者によってまったく違います。

さて、こちらの記事もご参考に。

記事「マリア・ジビーラ・メーリアン  ボタニカル・アート


Maria Sibylla Merian

スリナム産昆虫変態図譜(1705年)からのフォリオ版


Maria Sibylla Merian

60枚が収録されている1705年の「スリナム産昆虫変態図譜」は、1719年に12枚追加されて72枚の図譜になっています。


Maria Sibylla Merian


Maria Sibylla Merian

マリア・ジビーラ・メーリアンの肖像
ヨハン·ルドルフ·シェレンベルク(1740 - 1806)によるエッチング


Maria Sibylla Merian

「ヨーロッパ産鱗翅類‐その変態と食草」の1枚です。180枚以上のイラストプレートがある「ヨーロッパ産鱗翅類‐その変態と食草」ですが、20枚以上を次の記事で紹介しています。

記事 マリア・ジビーラ・メーリアン ヨーロッパ産鱗翅類‐その変態と食草


Maria Sibylla Merian

右がマリア・ジビーラ・メーリアンの「New Book of Flowers」(1680年)の現代版の表紙。原画(ヨーロッパ産鱗翅類‐その変態と食草)が左になります。


Maria Sibylla Merian

1999年に出版された「New Book of Flowers」では、「チューリップ」の色が違います。18世紀に出版されたマリア・ジビーラ・メーリアンの図譜も出版業者によって彩色が違います。


Maria Sibylla Merian


Maria Sibylla Merian

表紙の原画とこの上の二枚、そしてあやめは、1730年の「ヨーロッパ産鱗翅類‐その変態と食草」のフォリオ版の手彩色のリトグラフです。

Maria Sibylla Merian


Maria Sibylla Merian

マリア・ジビーラ・メーリアン デイジー


1679年の「ヨーロッパ産鱗翅類‐その変態と食草」、1705年の「スリナム産昆虫変態図譜」は、マリア・ジビーラ・メーリアンの死後、1715から1730年に、フレデリック・ベルナルドやヨハネス・オーステルウィックによって出版されています。

Maria Sibylla Merian

マリア・ジビーラ・メーリアン 
ヨーロッパ産鱗翅類‐その変態と食草

ハーバート大学にも所蔵されているマリア・ジビーラ・メーリアンの手彩色による非売品のカウンタープルーフ版「スリナム産昆虫変態図譜」は、彼女の死後にヨハネス・オーステルウィックによって買い取られ、2013年現在、日本では¥35,000,000というお値段で文生書院さんから手に入れることができます。

KAFKAは買えません。

初版 「スリナム産昆虫変態図譜」 1705年版のイラストプレート

(C)re+nessance by XAI(sai)


Metamorphosis insectorum Surinamensium 1705

Metamorphosis insectorum Surinamensium 1705

Metamorphosis insectorum Surinamensium 1705


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