James McNeill Whistler ホイッスラーのジャポニズム
ヨーロッパの女性がキモノを着ているからジャポニズムというわけではありませんよね。
ホイッスラーは、花魁なども描いていますが、こんな可愛いスィスリー・アレクサンダー嬢(シスリー・アレクサンダー嬢)を、日本のお屋敷の壁を背景に描いたよう。蝶々に小菊、塗り壁に落書き。この落書きこそ、落款のようにホイッスラーがサインを書いているのです。この壁によく似た構図がもう一枚あります。「Mother of pearl and silver: The Andalusian 」ですが、壁に注目してくださいな。
アレクサンダー嬢、ちょっと不機嫌そう。ポーズをとるのに疲れてしまったからでしょうか。
この可愛いスィスリーのドレスは、ジェームズ・マクニール・ホイッスラーのデザインです。シックなリノンのドレスにフェルトの帽子。
ジャポニズムがこんなに楚々と可憐に描かれているのは珍しい。タイトルは「灰色と緑色のハーモニー スィスリー・アレクサンダー嬢」(テートギャラリー)は1872~73年の作品です。
参考に:名画とファッション 深井晃子著
1872-74 Tate Gallery, London
RE+nessance
ホイッスラー 青と銀とのノクターン バターシー古橋
REMOVE
灰色と緑色のシンフォニー 海洋 1866
浮世絵のように、落款、余白に極印のようなサイン。
Life Carrer Counseling
バラ色と銀色:ミセス ウィブリー
(ホィブリー夫人の肖像画)
寝椅子の上の母と子/撫子色と紫色の編曲
ノート イン レッド :お昼ね/ミリー・フィンチ
ホイッスラー 芸術至上主義
耽美主義(審美主義)なホイッスラーの作品
ラピスラズリ(瑠璃)
青と紫:ラベル・ド・ジュール(美しい日に)
透明なガウンの裸婦
(フィーメィルヌード ウィズ ダイアファナスガウン)
Whistler & Ukiyoe ホイッスラー と 浮世絵
茶色と銀色:オールド・バターシー・ブリッジ 1863
広重 東海道五十三次 岡崎
art⇔Interactive⇔life 肌色と緑の薄暮:バルパライソ
青と金のノクターン-オールド・バターシー・ブリッジ
ラスキン酷評の黒と金色のノクターン 落ちる花火
Magnum Photos Photographer
肌色と緑のバリエーション: バルコニー
Allegory 紫と薔薇色 六つのマークのテンゲ・ライゼン
花魁・孔雀の間 「La Princesse」(陶器の国の皇女)
孔雀の間 リンク「金屏風」1865年
「白のシンフォニーNo.2」(白衣の少女)
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